ゴルフ場運営会社と会員権

バブル期には有価証券として投資目的にも購入されたゴルフ場の会員権。
母体の会社が有名な上場企業や、
ゴルフ場に格式がある会員権以外は紙切れと化し、
殆んど倒産して悪質業者の間でたらい回しになってきました。
一部はゴルフ場の運営会社に買い取られグループ化して生き残るゴルフ場もありますね。

昨日はそんなゴルフ場でもある“かずさカントリークラブ”にお邪魔しました。

千葉県の房総半島には、
上総と書いて「かずさ」と読ませるゴルフ場もありますが、
ここは平仮名で「かずさカントリークラブ」。
(茨城県にいくと「常総」と言う地名もある)
ゴルフ場が倒産すると、
会員さんが知らないうちに持ち主が変わり、
新規募集の数分の一ほどの追加金を支払らえば新しい会員権をいただけるシステムが大半を占める。

アコーディアゴルフ
日本で一番大きなゴルフ場の運営会社で
1981年に設立されているのだが、
実態のわからない会社だ。
このグループの特徴はゴルフ場の整備に金をかけず、
プレー代金を安く設定し、
とにかく人数を詰め込むことで有名なんです。
かずさCCも同じだった。

(鴨のつみれ汁に蕎麦とうどんの平盛り)
このグループでは他のゴルフ場にある固っ苦しい制約や規則はない。
だから最近、そのルールや敷居が嫌いでゴルフ離れしている若者にはウケているようだ。
僕がゴルフを始めたときに「やってはいけない!」と叱られた事の全てがココでは確認できた(笑)

Tシャツやジャージでのプレイ。
運動靴での入場。
館内で物を食べながら歩く。
灰皿の無いところでの喫煙。
プレー時間の制約無視、、、
他人の迷惑を考えず大声で騒ぐ。
ま、とにかく書ききれない。
自由を謳歌できると言えば聞こえは良いんだけど…(爆)

(桜の木の下から逆光で空を眺める)
そんな訳でアコーディアになる前のコースとは一変し、
周辺で敷居が低めのゴルフ場が食事付きで1万円平均とすると、、、、
7500円で遊べるリーズナブルさが魅力ではあるが、
人によって「2500円足すから他でプレーしたい」と思う人いれば、
病み付きになる人もいるでしょう。(笑)
実際に僕のお客様でもゴルフ場の良し悪しなんて分からないから、
1000円でも安いゴルフ場へ行きたいとリクエストされることもあります。

さて貴方ならどっちを選ぶだろうか、、、、、
因みに名門と言われるゴルフ場は平日でもキャディさん付きで25000~30000円(食事なし)

(桜吹雪の下で日向ぼっこするガマガエル)
平日にも関わらず、
9ホールを2時間30~3時間もかかり(平均は2時間~15分)
昼食時間は70分。(平均は45~60分)
大混雑の盛況ぶりです。
僕らはアコーディアと聞いていたので「一日がかりは」覚悟して来場しましたが、
(良くいくゴルフ場だと16時には自宅だけど、この日は19時)
単に価格に釣られて来場したお客さんは怒っていましたよ(笑)
内心「怒るのは筋違い、怒りたくなければお金を足せば良いだけなんだよね」ってかぁ~


料理はわりと美味しかったんでお値段通りには充分楽しめますぞ。

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