映画“ペンタゴンペーパーズ”を観て、、、

最近、日本で公開された東京新聞の望月記者を題材としたプロパガンダ作品の陳腐さと好対照だった。
舞台は1971年、女性の社会進出もままならない時代に、
家族経営の新聞社を株式公開して立て直そうとしていた矢先のお話。
父が創業者で夫に受け継ぐも他界。
繰り上がりで名ばかりのオーナーになっていたメリルストリープさんが主演で、
イケイケの編集責任者がトムハンクスさん。
政府が長年に渡り隠蔽してきた事実を紙面で公表しベトナム戦争を終結に至らせ、
報道の自由を勝ち取るストーリーなんだけど、、
田原総一郎や鳥越俊太郎たちはこの時代に生きているな。
権力と戦ってきた自負があるんだろうとも思うけど、
今の日本の新聞は上のツイッターにもあるように、
「人の不幸は蜜の味」
「国民を右往左往させてなんぼ!」
アメリカの愛国心が最高裁で勝ち取った報道の自由とかけ離れ、
売国心がベースなんだから比較の対象にもならないよ。(笑)
映画の中でメリルさんの台詞で面白かったのは、
ニクソン大統領の娘の結婚式までブチ壊そうとしていたハンクスさんを説得するシーン。
「貴方はケネディさんと懇意にしていた頃は全く暴露記事を書かなかったじゃない。」
「ニューヨークタイムスさんは娘の結婚式くんだりにムキにはならないと思うわ。」
(2人の新聞社はワシントンタイムス)
この辺が今の反日新聞とも似ているんだけど、、
女性の方が大人の考え方が出来るんだなぁ~って思ったよ。
ハンクスさんが若いインターンからの質問で、
「この取材は合法ですか!?」の問い。
「お前はどこに就職したんだ!?新聞社だぞ!!」
新聞社は憲法を盾には取るけど法律は関係ないって台詞もウケた。
予告編を貼り付けておきますね~
面白かったですよ。
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