甲子園での出来事

岡山県、創志学園VS山口県、下関総合。
昨日の第一試合だったんですが、、
同じ中四国地域の代表同士、面白い試合だった。
僕の目を引いたのは、
気合の篭もった投球の西投手(写真)が、
主審からガッツポーズで注意を受けたこと。
監督は負け惜しみか?
「あの子の個性なんだから、どこが悪いの!?」と、
ルールを知らないのか、、不服の弁を述べた。
そりゃ~県の予選から同じ事をしてきて、
いきなり甲子園の2回戦で注意を受けたんだから、
そう思う気持ちも分かる。

だいたい主審をやってみると分かるけど、、
アウト&セーフ
ストライク&ボールの白黒判定には厳密対処できるもんだけど、、
非紳士的行為とか、、ユニフォームの着こなしで注意をするのは勇気がいると思う。
「よくやった!」

素晴らしいジャッジだったと思う。
明らかにバッターを睨み、勝利の雄叫びを上げている。
僕らの時代はバレーボールでさえ、こんな感じだったから、、
覇気があって個人的には好きだけど、、
ルールで明記されれば「アウト!」だ

傷口に塩を塗りたくなかった??
彼の投球毎に落ちる帽子も注意対象だったと思う

帽子は頭に載せる物じゃなくて、、
「被る」んだ


遠い昔、、
草野球の「日産グリーンカップ」へエントリーしたことがある。
もちろん身の程知らずで1回戦負けだったけど、、
対戦相手が運悪く、前年度の全国ベスト8

ゲームセットのあとに、審判が勝者を呼びとめ、
「貴方達は東京ドームに行くチーム」
「今日は相手なりの判定をしたけど、、」
「上に行ったらボークを取られるから注意して!」と投手に助言を与えていた。
内心悔しかったけど、、
たぶん僕らのピッチャーに合わせた判定をしていたんだろう。
僕が今、バレーの主審をする時のバイブルになっている。
下手くそが集まった草バレーの試合で、
厳格に反則を取ったら、ラリーも続かないし、、
プレーしている選手も面白くなくなっちゃう。
所詮、「遊び」のジャッジは遊び心が大事だよね~。
しかし甲子園、、
後はプロ野球に行く選手もいるだろうし…
高校生最高峰の舞台だ

「個性だから良いジャン」は無いと思う。


と同時に、、
県予選のレベルの低い試合でも、
試合が終わったあとに、
監督や投手に助言できたのではないのか

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