奇跡の競走馬「キタサンブラック」

動物、ことワンコに関しては
「性格が飼い主に似てくる…」
「顔も似てくる」とまで言われている。
近所でも近寄りがたい位に刺々しく、、
怒りに満ちた顔相の奥さんちで飼っているワンちゃん、
飛び掛ってくるんじゃ

って程、僕も用心しちゃうし、
暗がりにサングラス、大きなマスクで挙動不審な奥さんちのワンちゃん。
やっぱりオドオドしてビビリだ

ウチのワンコも写真のジュラ以外は、
「あ~そう、、だよねぇ~」
なんか思考回路が似てるんじゃない??と錯覚する(爆)


僕より猫ちゃんを見本に育ったようだ(笑)
「来客を拒む」
「高いところがすき」
「胡坐をかくと乗ってくる」
「寝るときは布団に入ってくる」
「ご飯は一気食いしない」
セーラがしていた事を真似ているみたい


競争成績が残せなかった馬に子孫は残せないが、
優秀な成績の馬は1日数回も種付け強要され、
異母兄弟が1年で数十頭も産まれる血脈もあります。
今回、話題にしたキタサンブラック
北島三郎さんが「神様が与えてくれた奇跡の馬」と表現している。
僕もようやく同じ感情を持つようになって来ました

血統背景は平凡。
父親は名馬ディープインパクトの兄弟ではあるが、
競争成績には恵まれなかった。
ただ御爺さんのサンデーサイレンス系という事で、
子孫は残せている程度の馬。
昨日のジャパンカップ

久しぶりにラジオの生中継を聞いた。
アナウンサーの叫ぶ声に想像を膨らませながら、
最後はキタサンブラックをレイデオロが強襲した瞬間、
「差せ~!!」と思わず僕も叫んだ(笑)
僕の買っている馬券の中では最高の決着になり、
馬単、馬連、3連複をゲットした。
しかし家に帰りビデオを見たら涙が出たよw

あと200メートルでシュバルグランに追い付かれ、
ゴール前ではレイデオロに差され3着。
天皇賞の疲れは残り、
調教の本数もタイムも不足してた。
余力は無くなり「武さん、僕、、抜かれちゃうよぉ~ゴメンネ」って顔にハッキリ見えた

6月の宝塚記念で凡走し、
ファンの期待を裏切った時、
陣営は誰一人敗因がつかめなかった。
僕はレース前に巨大シンジケートに売却が決まり。
2018年からは種馬生活に決まった事を、
キタサンブラックが悟ったんじゃないか??と思っている。
ワンコでも嫌いなシャンプーをされる気配。
動物病院に連れて行かれる気配。
人間のコソコソ話まで察知してしまうアンテナを不思議に思う。
普通の競走馬なら絶対に有り得ない話だけど。
「オーナー、僕のこと売っちゃったの!?、来年からパコリーヌするんですか??」
「まだまだ走しらせてよ~」って反乱にすると合点がいく

夏は凱旋門を断念し、
陣営が落胆する中の天皇賞

「僕が頑張れば皆に笑顔が戻るんだな…」
「あと3回だけだったら頑張らなきゃ」
人間の利害とエゴに振り回わされながら、
キタサンブラックの最終ランは12月24日(日)
グランプリ、、、有馬記念で幕を閉じる。
たぶん陣営は「馬券圏内御の字」くらいに仕上げるだろう。
怪我をしてほしくないからだ

しかしこの馬だけは80%の状態で、120%の激走する可能性は否定できない

絶対にこの馬には人間並みの感情がある。
そう感じた近2走になったよ

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