アイドル考察

　先日、東京の市ヶ谷にある大手出版社
“Ｓ書房”のＮ社長とお話しする機会が有りました

現在、発刊数は６０数冊
売れない“紙の時代”にも、
様々な取り組みで現状維持をしていた

メインは車の雑誌。。
次にはゴルフ…
売れない雑誌の中で１種類だけ金メダル級の商材がありました

小学生向けのファッション誌

子供が読むのか？
親が読んでいるのかは分かりませんが、
好調な売れ行きだそうです

それに付随して“美少女コンテスト”と云うイベントも大盛況で、
滅茶苦茶儲かるみたい

日本全国から数千人、
現金書留にお金を詰めて参加を熱望
書類選考や審査を重ねて、
最終選考は東京でコンテスト形式で開催されます

ここには「儲かる商材」が集まるので、
コンテストは芸能プロダクションがボランティアで興行してくれるそうだ…
そして、
本当にモノになりそうな数名は「契約」
可能性が有りそうな商材は「構成員」として、
多額のレッスン料を支払っていく事になります

Ｓ書房のご苦労はここからで、
オーディションの翌日から「苦情対応」
朝から５名の専任スタッフは電話対応に追われる

モンスターペアレンツとの対峙である！
「なんでウチの子より、あの子が上位なのよ」
的な苦情である

Ｎ社長もオーディションや選考に参加したけど、
基準が分からなかったらしい

なぜなら国民的アイドルはＡＫＢ４８が基準だからか
足が短くて、太くったって…
顔が大きくても関係ないのだから、、、
日本独自の基準に、
「親たちも理解が出来ないだろう」と言っていた

たぶん同性から好かれる必要があると考えた時に、
女性はどこかで「優越感」も残しておきたいのだろうか
「圧倒的な美」に対しては否定的な気がする

Ｓ社長の押した子は、
みんな落選したそうだ（笑）
「それって社長の趣味ですよね」
と一蹴されて…

私が物ゴコロついて「アイドル」で思いだすと…
天地真理、、、小柳ルミコ、、、森昌子、、、
山口百恵、、、桜田淳子、、、
今思えばＡＫＢの路線かもしれないな
歌唱力はしっかりしてたけどね

その後に少し「美」が入って、
松田聖子～中森明菜、、
この辺で記憶は途切れた（笑）

しかしマセた小学生が増えたよねぇ～
お母さんが自分の友達みたいに接して、
何でも話すから、
大人と子供の垣根が無いのかもなぁ